突然家族が亡くなった時、あなたがすべき25の大切な事レビューです。
葬儀までにしなければならないこと
1.死亡診断書をもらう
→自宅で看取った場合医師を呼び診断を受け死亡診断書を書いてもらう
亡くなってから7日以内に役所へ提出、火葬許可(申請)書が発行される
2.葬儀社を選ぶ
→病院には各葬儀社の連絡先を置いてあるケースが多いのでそこから選ぶ。
「葬儀社を選ぶポイント」
@対応は親切かA実績はあるかB料金は明確かC葬儀の知識が深いか
3.遺体を安置する
→北枕(釈迦が亡くなる時に北を頭にして横になった事に由来する)
遺体は白装束にし手は胸元で組ませ白布を顔にかぶせる。
魔除けの意味を持つ刃物を掛け布団の上や枕元に置く。(ハサミで代用する事もある)
枕元には「枕飾り」と呼ばれる香炉・燭代・鈴などを置く。
4.寺に連絡する
→先祖代々のつながりがある菩提寺に連絡。
菩提寺がない場合は葬儀社に相談すれば各宗派の僧侶を紹介してもらう。
僧侶のスケジュールを聞き戒名を付ける場合はその事も依頼。
5.葬儀の日程と場所を決める
→僧侶のスケジュールの他に火葬場の都合を確かめる
例えば正月三が日や友引の日は火葬場が休みである事が多い
葬儀の日程や場所を故人の知り合いに連絡する。
普段から夫婦同士で友人の連絡先を共有する。
6.葬儀のプランを選ぶ
→基本プランでも最低限必要な物は揃っているが、
様々なオプションを付けていくのが一般的。
「最近人気のオプション」
第3位:棺(木の上から布を張ったタイプ、高級素材に彫刻を施したタイプ)
第2位:霊柩車
第1位:祭壇(祭壇を木でしつらえずたくさんの花で飾ることが人気)
7.手伝いを依頼する
→記帳や香典を預かる受付や道案内など人手が必要。
8.故人の遺影を決める
→遺影に使う写真の背景や服装を変える事もできる
9.通夜ぶるまいを決める
→通夜の弔問客にお礼とお清めの意味で、食事やお茶をふるまう事。
予定人数の5〜7割程度を用意
10.現金をおろしておく
通夜の席順POINT:喪主は棺に近い最前列の右側に座る
右側は遺族・血縁の近い人
左側に親戚縁者
祭壇の正面後方は友人・知人
通夜・告別式でしなければならないこと
11.手伝ってくれた人に心付けを渡す
→手伝ってくれた人に心付けとしてお金を渡す事が慣習とされている
受付の目安として受付係や案内人には3,000円〜5000円程度が一般的
霊柩車や送迎バスの運転手に渡す事もある。
12.線香の火を絶やさない
→線香の煙が故人の霊をあの世に導く道しるべになるといわれている。
最近は渦巻き線香といって一つの線香で何時間も消えない物がある。
13.喪主あいさつをする
→一般的なお礼だけではなく「これからのお付き合いもよろしくお願いします」といった
言葉を添えながら、極力病名や病気の経過などを添えた方が、
会葬の方は納得して帰るケースが多い。
「重ね重ね」や「度々」などの言葉は忌み言葉となるので控える。
14.火葬許可証を用意しておく
→役所から発行された火葬許可証を持参して火葬場へと向かう
許可証がないと荼毘にふすことができない。
15.お骨を拾う
→「箸を渡す」が「橋渡し」に通じ、三途の川を渡る手助けの意味がある。
16.精進おとしをする
→身内が亡くなると四十九日までの期間は、肉や魚などを使わない精進料理で過ごし
四十九日を迎え肉や魚などの食事をした。
現在では変化し、葬儀が終わった後世話になった人をもてなす会食の席となった。
僧侶に上座に座ってもらい喪主は末席に座る。
17.僧侶にお布施をする
→読経料や戒名代金、初七日などの料金を含むため一概にいくらというのは断言できない。
日本消費者協会の調べでは、平均549,000円という。
ここまでの葬儀費用、平均2,310,000円。
point:お葬式の服装で、ネックレスを二重にすると「不幸が重なる」を意味するので
避けたほうが好ましい。
革製品のバッグは殺生を連想させるので避けた方が好ましい
数珠を右手で持たず、災いから守る意味で左手で持つのが好ましい。
葬儀の後しなければならないこと
18.仏壇を用意する
→最近では、タンスなどの上に置ける本黒壇上置や
リビングに置けるスタイリッシュなソナチネUなどが人気を集めている。
19.世帯主の名義変更をする
→名義変更は死亡日から14日以内に役所で行う。
20.クレジットカードの解約をする
21.医療費控除の申請をする
→医療費の一部が確定申告により戻ってくる場合がある
治療にかかった費用は領収証をまとめておく事が大事
22.生命保険の申請をする
→一般的に3年以内に請求が無ければ時効となってしまう。
23.墓に納骨する
→初七日から四十九日までの七日ごとの供養日に行う。
一般的には四十九日法要の日に行うことが多い。
この時、火葬を終えた時に発行される埋葬許可証が必要。
24.遺産の分配を決める
→遺言書が法律的に認められるかは専門家の確認が必要
故人の銀行口座は銀行が死亡を確認すると
口座が凍結され遺産分配の整理後手続きが行われる。
25.故人を想い続けること
葬式に至るまで、葬式中、葬儀後と初めてすることだらけで
故人を思う暇がないという気持ちもわかりますね。
あまり考えたくはない事ですが、避けては通れない事ですので
少しでも、出来ることは準備しておきたいですね。
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