本のソムリエ 清水克衛の人生を明るく変える一冊

東京都江戸川区にある「読書のすすめ」という本屋に
本のソムリエと呼ばれる店主清水克衛が居る。
清水さんの店にはベストセラーや新刊の本はほとんどなく
5年前10年前の手に入りづらくなった昔の本を中心に取り揃えている。
清水さん曰く
「発売した時に出会えなかった本は結構ある、
その中でも本当に読んで感動した本を探してきて、
お客さんに渡してあげたい」という。
清水さん自身空いた時間に本を読み悩みを救える本を並べている。
お店に来たお客さんの悩みに応じて、それにあった本を薦めています。
あるお客さんは、他人の事を羨ましく感じてしまうという
自分の性格の悩みを打ち明けました。
清水さんが紹介したのは「感じの漢字
漢字の成り立ちを紹介している。
その中で、「幸」の成り立ちを見てみると、
人が囚われの身になり手枷をはめられ自由を奪われた姿。
幸せとはひとそれぞれのためどれが幸せとは言えない
だから、最大の不幸のイメージを用いた」
幸せは比べるものではない・・と清水さんは紐解いた。
・会社の歯車として働くことが悩みだという人には「小さい“つ”が消えた日
・本のソムリエ 清水克衛さんの著作本一覧
☆そんな本のソムリエが選ぶこの秋読むべき3冊☆
1冊目「子育てに悩む人にオススメ」→「すごい弁当力!―子どもが変わる、家族が変わる、社会が変わる
2冊目「恋愛に自信がない人にオススメ」→「かもの法則 ―脳を変える究極の理論
3冊目「父親を尊敬できない人にオススメ」→「鯛 (桂三枝の落語絵本シリーズ)
◎7度の倒産どん底人生 夫を支えた妻の生き方
(「疫病神」「貧乏神」「死神」が教えてくれた幸せの法則
若い頃より事業の夢を抱いていた夫、
事業が成功しだすと夫に変化があらわれる。
気分はすっかり青年実業家、
接待と称しては夜のクラブを渡り歩く日々
気が付くと、愛人を4人も抱える程に。
「自分でクラブを持った方が安く飲める」と自らのクラブをオープン。
ホステスに手をだすなど、やりたい放題。
無計画に豪遊した結果、クラブ・たこ焼き屋と倒産してしまう。
18年間で7度の倒産や失敗を繰り返した。
夫は過去のプライドを捨てきれず、商売の事ばかり考えていた。
そんな夫に「もう商売をしないで」と妻は訴えた。
妻は必死で働き、夫のために毎日ビールとタバコを買い支え続けた。
夫は少しずつ変わっていき、自分を変える決意をした。
新聞の切抜きを始め、3年以上続けた。
妻は夫が変わり始めたことに気付く。
ある日夫から「もう一度だけたこ焼き屋をやらせてほしい」と頼まれる
妻は迷わず「いいですよ、一緒に頑張りましょう」と言った。
過去とは違い、他の商売には手を出さず、
たこ焼き一筋を貫き売上げを伸ばしていく。
平成17年には借金を完済。
本のソムリエの清水克衛さんのおすすめの本は
どれも買っていますが、どれもその時々の自分の状況にあった本を
ピタリと選んでいます。
今回本のソムリエが紹介した本は、
人生を明るくしたい方にとってバイブルとなるかもしれません。
子どもたちにも、読書家であって欲しいので
我が家でも本のある日常を目指しています。